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バティックとはインドネシアの伝統技法、更紗の一種
ろうけつ染め、とも呼ばれる。
伝統的なバティックでは、溶かした蝋を使い、Cantingという特別な道具で模様を描く。
地域により好まれる色やモチーフが異なる。
例えば海、港に近い街では外国からの影響を強く受けており、色鮮やかで大振りな植物や動物がのびのびと描かれたりする。逆に内陸の、王宮に近い街へ行くと、藍色や茶色などの静かな色で、円や線がいくつも繰り返されるような、哲学的な模様が多くなる。
このように、古くから伝わる伝統模様が今でも多く残っており、モチーフの意味により使用される場面が異なる場合もある。
インドネシア人は結婚式や葬式、特別な日に、今でもバティックを身に着ける。
ジョグジャカルタに滞在している間、現地のバティック作家たちに教わりながら、
手描きバティックの伝統技法を使用し、作品を制作した。

























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